加齢による物忘れ」なのかそれとも「認知症の初期症状」?

先日、冷蔵庫の中からテレビのリモコンが出てきました。

いや、正確には「冷蔵庫の中を開けたらリモコンがあった」のであって、「私が入れた記憶」はまったくありません。妻に問い詰められても「いや、なんでそこにあるのか俺が聞きたいよ」というしかなく、疑惑の目で見られたまま話は終わりました。

――これって、もしかして「認知症予備軍」ってやつなんじゃないか?

そう思ったのは、これが初めてではないのです。最近の“うっかり”は、単なる加齢のせいでは済まされないレベルに進化(?)してきておりまして。

そこで今回は、「認知症予備軍」という恐ろしい肩書に自分が入っていないかを、笑いながらチェックしてみようじゃないかという企画です。


まずは簡単セルフチェック!思い当たる節、ありませんか?

以下の質問に「はい」が多かったら、あなたも立派な“仲間”です(歓迎はしませんが…)。

  1. 昨日何を食べたか、5秒以内に思い出せますか?
  2. 鍵やスマホを毎日のように探していませんか?
  3. 同じ話を人に2回以上して、途中で「あれ?この話したっけ?」となったことは?
  4. 近所の人の名前が思い出せず、ずっと「○○さんの奥さん」で処理していませんか?
  5. ATMで暗証番号が出てこず、人生を一度リセットしたくなった経験が?
  6. 本やテレビを見ていても、気づけば内容より「この俳優、昔誰かに似てたな〜」と妄想して終わっていませんか?

このうち3つ以上に「はい」と答えた方――私と同じグループへようこそ!


「物忘れ」と「認知症」の違い、ちゃんと知ってます?

とはいえ、「最近忘れっぽい=認知症」というわけではありません。ここはちゃんと線を引いておきましょう。

特徴加齢による物忘れ認知症の初期症状
忘れる内容一部(例:名前)だけ忘れる経験自体をまるごと忘れる
気づき方自分で気づく他人に指摘されて気づく
日常生活への影響ほとんどない影響が出始める(例えば料理ができない)
繰り返すかあまり繰り返さない同じ質問を何度も繰り返す

つまり、「リモコンが冷蔵庫にある」のはギリギリセーフ(…かもしれない)。


予備軍から抜け出す!3つの簡単習慣

ここまで読んで「やばいな」と思ったあなた、ご安心を。予備軍からは“復帰可能”です!今日から始められる、簡単だけど侮れない習慣をご紹介します。

1. 脳に「え、何それ?」と思わせる

毎日同じルーチンでは脳もマンネリ気味。歯を磨く手を逆にしてみたり、違うルートで散歩したり、小さな変化が刺激になります。「今日はあえてテレビのリモコンをトイレに置いてみる」とかは…やりすぎです。

2. 人としゃべる。とにかくしゃべる!

認知症予防に最も効果的と言われているのが「おしゃべり」。テーマは何でもいいんです。天気、近所の犬、昔の恋バナ。相手が乗ってこなくても、自分が楽しければOK。

3. 「書く」ことを増やす

メモ、日記、ToDoリスト――なんでもいいので書く。文字を手で書く行為は、脳の前頭葉を活性化させます。今日の「忘れたことリスト」でもつけておけば、次回の“うっかり”も笑って済ませられます。


それでも不安なら、一度チェックしてみよう

最近は地域の保健センターや病院で「認知症簡易チェック」みたいなものを気軽に受けられるところも増えています。

日本語対応のあるバンコクの病院なんかでも、気軽に「最近物忘れがひどくて〜」と相談すれば、にこやかにチェックしてくれるはず。決して「もう手遅れです」と言われることはありません(たぶん)。


最後に:笑ってるうちは、まだ大丈夫。

リモコンを冷蔵庫に入れても、それを笑って話せるうちはまだ予備軍。真顔で「そんなことはない、リモコンはいつも野菜室にある」と言い張るようになったら、ちょっと本気で考えましょう。

人生100年時代。70代は「まだ青年期後半」です(ちょっと無理がある?)。脳みそも筋肉と一緒。使えば保てる、サボれば衰える。

だから今日も、冷蔵庫を開けて「おお、またリモコンだ!」と笑い飛ばす元気がある限り、私たちはまだ大丈夫――きっとね。

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